ボーダーコリーとミニチュアダックスフンドのわんこ2匹を連れて、山中湖近くにあるカーロ フォレスタ エルフォに宿泊しました。
関西に住んでいるので直線距離でも500キロ以上離れた場所にあるお宿ですが、一言でいえば『絶対リピートしたい宿』です。エルフォは大きなログハウスなのですが1日4組しか泊まれないので、リゾートにあるプライベート別荘に遊びに来ている感覚です。
2007年にオープンしたので新しいわけではないですが、使われている建材やファーニチャーが良いものなので経年劣化も味になっています。広いお部屋の中はお手入れも行き届いていて清潔、それでいて変に飾らないのですごく落ち着く空間でした。
- 豪華なホンカのログハウス
- 食事の時もわんこと一緒
- 部屋食のフレンチ会席が絶品
- スタッフの気持ちのこもった接客
居心地が良すぎるので、リピートしたい!と強く思っています。
ちなみにわが家は、わんこと一緒に富士五湖のうちの一つの西湖でカヤック体験をした後に宿泊しました。
カーロ フォレスタ エルフォの場所
カーロ フォレスタ エルフォは山中湖の東側の林の中にあります。
6月初めに行ったのですが、静かな山林の中なので鳥の鳴き声以外聞こえてきません。西日本ではあまり見かけないシジュウカラ(小鳥)が、部屋の前にあるプライベートドッグランに遊びに来ていました。
日頃は街の喧騒の中で生活しているので、余計な音が聞こえないという贅沢感が半端ないです。
自然に囲まれた静かな場所にエルフォはあります。
住所 | 山梨県南都留郡山中湖村平野509-10 |
TEL | 0555-62-3781 |
チェックIN | 15:00~19:00 |
チェックOUT | ~11:00 |
ホンカのログハウスが最高すぎた!
エルフォは大きなログハウスに4部屋のメゾネットスイートルームがあり、部屋は、アジア・ハワイ・アフリカ・ジャパニーズというテーマでそれぞれ装飾されています。
ココがスゴイ!フィンランドのホンカ製
ちなみに、このログハウスは本場フィンランドのトップブランドのホンカのもので、フィンランドで作られたログを輸入し建てられた北欧生まれの「本物の木の家」なんです。
ホンカについて→https://www.honka.co.jp/
カーロ フォレスタ(本館)でチェックイン
カーロ フォレスタ エルフォはカーロ フォレスタの別館となっていて、宿泊の受付は本館のカーロ フォレスタで行います。
エルフォはカーロ フォレスタから歩いて2分(車ですぐ)のところにあります。すぐ近くなのですが、ドッグランや林の木々があるので近くてもカーロ フォレスタを意識することはありませんでした。
宿泊した日は梅雨時期の平日ということもあり、なんと本館が1組でエルフォは2組でした。
受付を済ませた後、敷地内を車で少し移動するとエルフォに到着します。
エルフォに到着すると、すぐにお部屋係のスタッフさんが駐車場の場所を教えてくれました。荷物を運ぶのを手伝ってくれたり、色々と設備の説明をしてくれたのですが、心遣いとかアットホームさが他のホテルより抜きん出ています。
スマートだけど形だけの対応って分かるんですよね、心がこもっていないって。だけどエルフォは洗練されているわけではないけど、温かいおもてなしを提供してくれます。
心がこもった対応に、ほっこりした気持ちになりました。
部屋の入り口は広々独立
各部屋への出入り口は独立していて、距離があるのでホテルでよくある『他のワンコと鉢合わせ』ということがありません。
大きなログハウスに4部屋しかないので広々としています。
わんこの足洗い場も各部屋の前にあるので、わんこの足を洗う際に焦る必要なしです。
アフリカタイプの部屋に宿泊
わが家はアフリカタイプの部屋に滞在しました。
アフリカをモチーフにした部屋なので、装飾品や小物がアフリカの民芸品などが飾られています。
もしかするとアフリカ感が少なく感じるかもしれませんが、それはアフリカに対するイメージが強すぎるからかもしれません。実際にアフリカ旅行したことがあるのですが、アフリカで泊まったホテルやロッジはこんな感じの装飾だったのでコンセプト通りアフリカを感じました。
落ち着く木でできた部屋
ログハウス自体は2007年にオープンしているので古さを感じる外観ですが、部屋に入ると使われている建材やファーニチャーが良いものなのでとてもキレイです。
木の家が好きな人はハマると思います!
大きな窓からはプライベートドッグランが見えます。木材をふんだんに使った窓ですが、しっかりとした二重窓で作りの良さを感じました。
1階の床は全面床暖になっています。「夜冷えるかもしれないので」とスタッフさんが電源を教えてくれてONにしてくれたのですが、かなり温かくなるので電源を切ったほどです。冬季は寒い場所の様ですが、この床暖があれば快適に過ごせそうだと感じました。
空気清浄機もあり清潔で、犬のニオイなどしません!
警戒心強めのミニチュアダックスフンドのモカも、チェックイン後少し部屋のにおいをかいで探検した後すぐに、くつろいでいました。
すぐにお家みたいに安心できたよ。
などがああり部屋は2階建てになっていて、1階はリビング・ダイニング・お風呂・トイレなどがあり、2階は寝室があります。
冷蔵庫の中に入っている飲み物はすべて無料。
冷蔵庫にある飲み物は全部無料です。
バス・トイレは高級ホテルみたい
木でできた部屋とは一変して、お風呂とトイレは大きな石張りで高級なホテルのような感じ、外の光が差し込んで開放的です。
バスタブも大きく、その日の旅の疲れが癒されます。
フロアをつなぐ階段
1階と二階をつなぐ階段も、もちろん木製で作りが一つ一つ細かく、留め具の金具なんかも極力見えないように作り込まれています。
このアングルがカッコよくて大好きです!
階段は滑らないようにマットが敷かれていて、階段の1階部分と2階部分にはゲートがあるので、わんこが階段の上り下りを勝手にしてしまうと困るときにも便利です。
二階は広い寝室
寝室は二階にあり広々としていて、木に囲まれてすごくお洒落なのに落ち着く空間。
2組しか宿泊していないことに加えて、もう一組の方と部屋が離れていたので夜はものすごく静かでした。静かな森の中で眠るといった感じで、普段不眠気味のpuuも自宅より安眠しました。
ボーダーコリーのティファニーとダックスフンドのモカも興味津々で探検していました。
窓の方に向かって座るチェアは、夜天気が良ければ星を見るのに良さそうです。あいにく梅雨時期に行ったので、夜から大雨で、わが家は天体観測はできませんでした。
大雨でしたが防音が良くて、寝てても雨の音がしませんでした。
二階にも空気清浄機があり犬のニオイもしません。わんこには何か匂っているかもしれませんが、人間には分からないレベルです。アフリカの小物も可愛いです。
一階に比べると寝室なので窓も小さく暗くなりがちなのですが、天窓があるので明るく開放的です。エアコンもあるので寝る時にも快適です。
寝室とリビングをつなぐ形で吹き抜けの構造になっていて、1階で床暖を付けると2階の寝室にも温かい空気が届きます。
部屋を一緒に探検して眠るティファニー。人間もそうですが、わんこも木に包まれているログハウスは落ち着くようです。
とてもリラックスできるお部屋でネムネムです。
わんこ大満足!ワンコメニュー
人間の夕食の前に、まずは腹ペコのワンズから夕食をいただきました。ワンコメニューはペット栄養管理士さんの監修を受けているそうで、チェックイン後にお願いすることができます。ワンコメニューもメイン・デザート・ドリンクのセットになっていて、こちらまでワクワク。単品での注文も可能です。
わが家のワンズには、お魚のコースを注文しました。
左からドリンクのヤギミルク、メインのお魚料理、デザートのリンゴとサツマイモのハチミツ煮となっています。
すっごい美味しいようで、思わずトレイに手が入ったままガツガツ食べているティファニー。ティファニーはMサイズのゴハンを食べました。
モカも必死に食べいて写真がブレブレです(笑)。2人ともメインの魚料理からガツガツ食べていました。その後、ヤギミルクもお芋さんも完食!よほど気に入ったんでしょうね、しばらく空になったボウルを舐めていました。
部屋食でわんこ安心!絶品フレンチ会席
わんこが満腹になって落ち着いた後、人間も夕飯を食べます。夕飯はお部屋でフレンチのカジュアルなコース料理で、2時間ほどかけて順番に運ばれてくるお料理を頂きます。
1皿1皿、丁寧にサーブしてくれます。
丁度メニューが夏メニューへと切り替わったばかりとスタッフの方が仰っていました。
シェフが腕を振るってくれたお料理は、どのお皿もキレイで上品な味付け。一言で言うと「美味しい」、違った言い方をすると『なんだか幸せな気持ちに慣れる料理』でした。
仕入れは日々変化しているので、メニューや使用素材は変更ありです。わが家が頂いた料理を参考にご紹介します。
ご飯とお味噌汁も付いています。ご飯はアサリとワカメを使った釜めしでした。
お部屋でゆっくり時間をかけて頂くフレンチは贅沢な気分にさせてくれます。スタッフの方はとても親切で気さくな感じで、サーブは丁寧だけど気取るところがなくアットホームです。
ワインなどお酒とともに頂く感じの料理ですが、puuもsuuも飲まないので食べるのが早い(笑)。あと体格もデカいので、シェフが「量足りたかな?」と心配されてたようなのですが、2時間かけてゆっくり食べるので最後には満腹でした!
写真を撮り忘れたのですが、お酒を飲まない人はシェフ特製のジンジャーエールがオススメです!人気なので在庫切れになっていることもあるらしいのですが、このジンジャーエールお料理によく合います。
大満足の夕食でした!
朝食の食堂もワンコ同席OK
朝食は同じログハウス内にある食堂で食べます。もちろんわんこも一緒に食堂内に入れます。
朝食のスタッフの方もとても感じの良い方でした。
朝食は部屋で先に済ませたので、わんこにはご飯が終わるまで傍で待機してもらいました。
朝食は養殖変わ色を選べるのですが、和食をお願いしました。品数も豊富でどれも美味しくて、普段朝ご飯をあまり食べないのですがペロっと完食しました!
わが家が泊った日は他に1組おられ、朝食時に少しお会いしたのですがとても品が良い方たちでしたよ。
生憎の大雨でしたが、食堂からの眺めも木々に囲まれていてキレイでした。
森の中にある広いドッグラン
カーロ・フォレスタ本館と別館のエルフォと共有で使用する大きなドッグランがあります。
森の中のドッグランといった感じです。
ウッドチップが敷かれていて、広さはテニスコート4面分あります。
手前が部屋に付いているプライベートドッグランで、奥に見えるのが共有の大きなドッグランです。
ドッグリゾートwoofのチケットがもらえる
エルフォに泊まるとドッグリゾートwoof(ワフ)のチケットがもらえるので、日中にガンガン遊ばせるならwoofの広大なドッグランやプールを使うので、エルフォのドッグランはおトイレや少しの息抜き程度に利用しました。
宿泊した翌朝は予報通りの大雨、ドッグランには出られません。ドッグリゾートwoofのプールや屋内ドッグランで遊ぶ予定にしていたので雨でも大丈夫でした。
カーロ フォレスタ エルフォに宿泊した感想 まとめ
カーロ フォレスタ エルフォは、フィンランドの一流メーカーであるホッカの大きなログハウスに4つの部屋を配置したお宿です。カーロ フォレスタが本館でエルフォは別館となります。
4つの部屋はそれぞれアジア・ハワイ・アフリカ・ジャパニーズというテーマで構成されていて、リピートする際も違った部屋をチョイスする楽しみもあります。お部屋はさすが本場フィンランドのログハウス、木に包まれている安心の空間ですし、キレイに管理されているので清潔です。
木のぬくもりを感じる最高のお部屋です!
カーロ フォレスタ エルフォの魅力の一つはお料理だと思います。シェフが作ってくれるフレンチ会席は、盛り付けも味も素晴らしく、お皿までお洒落です。美味しいだけでなく、体に優しいと感じました。旅行で胃腸が疲れていたのに、シェフのお料理で翌朝なんだか体もお腹も元気になっていました。
忘れてはいけないのが、スタッフの方の心のこもった対応。すべてのスタッフ方が丁寧で親切に接してくれます。
家から遠いのですが、関西にはない居心地の良さがある必ずリピートしたいお宿です。
カーロ フォレスタ エルフォに泊まった翌日は、ドッグリゾートwoofへ遊びに行きました。車で10分ほどの距離にあり、なんと!同じ系列なのでエルフォに泊まるとドッグリゾートwoofの入場券が無料でもらえるのです。
メッセージをどうぞ!