お家で犬や猫をシャンプーすると、抜け毛の多さにビックリすることはありませんか?
シャンプー時の抜け毛が多いと、部屋や浴室が毛だらけになるだけでなく、シャンプーをしても皮脂や汚れが落としきれない原因にもなります。
シャンプー前後にブラッシングすることのメリットをご紹介します!
お家でのシャンプーの時の抜け毛を減らそう





普段のブラッシングを丁寧に行っていれば、犬の場合1ヶ月に1~2回、猫の場合は必要に応じてシャンプーをします。
- 犬…1~2回/月
- 猫…1回/2~4ヶ月(必要な場合)
猫はシャンプーや水を苦手とする子が多く、自分でグルーミングし犬よりも汚れにくいので、シャンプーの頻度は犬よりは高くありません。必要な場合のみ2~4ヶ月に1度シャンプーをしてあげます。シャンプーやお風呂が好きな子は、1~2回/月の頻度で入れてあげればOKです。









猫と違い、お散歩などでも犬は汚れやすく、毎月シャンプーしてあげることで清潔に保つことができます。病気や高齢犬の場合は、水を使わないドライシャンプーを利用したり、蒸しタオルで体を拭いてあげるだけでも効果があります。
お風呂が大好きなワンちゃんもいますが、毎日シャンプーすると被毛の必要な油が取れてしまい皮膚炎の原因にもなります。シャンプーを使うのは多くても1週間に1回程度にして、あとはシャンプーなしで入れてあげるようにした方が良いですね。
シャンプーで体中の抜け毛が取れる


抜け毛が多いと、シャンプー中に浴室の排水溝が毛だらけになったり、シャンプー後のドライヤーで毛が舞ってしまったりします。
また、シャンプー時の抜け毛は、部屋の中に散らばったりするだけでなく、抜け毛が邪魔をして汚れや皮脂を落とせない要因にもなります。
- 排水溝が詰まったり、部屋に毛がたくさん舞ったりする
- シャンプーしても汚れを落とす邪魔になってしまう



犬と猫のシャンプー前にブラッシングを!抜け毛を除去しよう


シャンプー前のブラッシングはとても重要で、余分な抜け毛を取り除き被毛をシャンプーしやすい状態にすることができます。
さらに、シャンプー中やシャンプー後の抜け毛を減らすことができます!
シャンプー前のブラッシングで、抜け毛を取り除く!
毛玉があれば、シャンプー前にコーム(クシ)でほぐします。毛玉があるままシャンプーすると毛玉の中に汚れが溜まったままになりますし、シャンプーでさらに毛玉が大きくなってしまいます。
もしも毛玉が大きくなり、被毛がフェルト状になってしまっている場合は、動物病院かトリマーさんにカットしてもらいます。無理に切ろうとすると皮膚を切る恐れがあるので、フェルト状になってしまっている場合は、専門家に任せた方が安心です。



ブラッシングをしている間に、皮膚の状態も観察します。外傷や炎症などシャンプーしてはいけない状態でないか確認します。
ノミやダニが付いている場合も、動物病院に任せた方が良いでしょう。付いてしまっているノミとダニの除去だけでなく、取り切れない寄生虫の駆除と予防のために薬を処方してもらえます。



- 毛玉はシャンプー前に取り除く
- 毛玉がひどい場合、ノミやダニが付いている場合は、動物病院やトリマーさんにお願いする
- シャンプー前のブラッシングで皮膚の状態を観察する
犬や猫のシャンプー後には再度ブラッシングをしよう!








シャンプーが終われば、次は乾燥段階に入ります。
乾かすコツは、タオルドライをしっかり行うことです。吸水性の良いタオルを何枚も使い、優しく丁寧にタオルドライを行います。犬がブルブルと体を振っても、水が飛び散らなくなるまでタオルで拭き上げます。ただし、ゴシゴシと強くこすると皮膚を傷めるので、吸水性の高いタオルを押し当てながら、優しく水分を拭き取っていきます。
オススメはマイクロファイバーのタオルです。スポンジ状のタオルよりも柔らかいので扱いやすく、水分もグングン吸収し、絞ると何度でも使えます。Sinlandのマイクロファイバーのタオルは、とても使いやすいです。


タオルドライが終われば、ドライヤーで乾かします。
この時にトリマーさんや動物病院ではスリッカーを利用するのですが、慣れないとスリッカーは正しく使うことができません。スリッカーはピンが鋭く、シャンプー後の皮膚を傷つけやすいので注意が必要です。使う場合は、ソフトタイプを利用し毛の根元にドライヤーの風を当てるようにします。






ドライヤーと手で乾かしてもOKです。ただし仕上げはブラシを使って毛の根元に風を当てて、しっかり乾かしてあげます。皮膚が湿った状態だと、荒れてしまったり皮膚疾患になりやすくなります。
最後に全身を、丁寧にブラッシングします。シャンプー後にブラッシングすることでシャンプー後のフワッとした抜け毛を減らすことができます。



メッセージをどうぞ!