抜け毛や毛玉予防に効果的なファーミネーターですが、子猫にも使えるのでしょうか?
子猫の被毛は成猫とは違うため、大人の猫用のファーミネーターは使用しない方が良いです。ただ何もしないとなると、大人になった時にブラッシングやケアをしにくい子に育ってしまいます。
そこで、子猫ちゃんには子猫のファーミネーターを使ってあげましょう!さっそく子猫のファーミネーターをご紹介します。




この記事では「子猫ちゃんのファーミネーターの疑問」について書いていきます。
子猫に大人のファーミネーターは使わないで…
子猫は大人の猫にくらべると、被毛の量が少なく柔らかい赤ちゃんの毛をしています。
ファーミネーターは抜け毛と毛玉予防に効果的ですが、子猫ちゃんに使うには少し早いです。


ファーミネーターは、すでに抜けていたり抜けかかっているアンダーコートを取り除くように作られています。
子猫ちゃんはアンダーコートが十分生えそろっていないことも多く、アンダーコートの抜け毛も少ないので、大人用のファーミネーターでは肌への刺激が強かったり思うようにブラッシングできなかったりします。






アンダーコートについては専用記事で、どんな被毛か確認してくださいね。
子猫の時からファーミネーターにならせておこう
では、子猫ちゃんには何もしないでいいの?というと、そんなことはありません。
子猫のうちから体中をブラッシングする習慣をつけるのが大切です。
子猫の時からブラッシングに慣れさせる
子猫の時からブラッシングに馴らしておかないと、大人になってからブラッシングを嫌がったり、ケアしにくい子に育ってしまいます。そうなってしまうと、とてもかわいそうです。大人になってから嫌々ブラッシングしなくて済むように、子猫の時からトレーニングしましょう!
母猫は毎日 子猫をグルーミングする
子猫の時は抜け毛も少なく、ブラッシングが必要ないのでは?と感じるかもしれませんね。
でも、子猫の母親は、毎日子猫をなめてグルーミングしてあげます。このグルーミングは毛づくろいという意味も持ちますし、猫にとって大切なコミュニケーションでもあります。
子猫は母親のグルーミングで、安心感と幸福感を満たしています。
子猫をブラッシングしてあげることは、ブラッシングに慣れさせるだけじゃなく、母親の代わりにコミュニケーションを取ってあげることにもなります。
- ブラッシングを嫌がらない子に育つ
- 飼い主さんとコミュニケーションがとれる






子猫用のファーミネーター
子猫ちゃんには、子猫ちゃんのファーミネーターを使います。


子猫ちゃんのファーミネーターも大人のファーミネーター同様に、 模造品(偽物)が多く出回っています。
模造品のファーミネーターは、価格は安いのでついつい選んでしまいがち。ですが、品質は正規品と全く違いますので注意してください。
模造品は一見すると本物と見分けがつかないほど精巧にできています。しかし、肝心のブラシや刃の部分の品質が悪く、猫ちゃんの皮膚を傷めるリスクが高いです。
子猫ちゃんには、ファーミネーター正規代理店が販売する”ファーミネーターお手入れキット”がおすすめです。お手入れキットは子猫用に作られたブラシで、初めてのブラッシングのためのコームとスリッカーのデビューにピッタリです。
ワンタッチでブラシ部分が、子猫にピッタリの柔らかいスリッカーと小さなコームに変化します。






大人の被毛になってきたら大人のファーミネーターを使う
子猫も数ヶ月経過してくると、だんだんと大人の被毛が生えてくるようになります。アンダーコートの密度も上がりドンドン生えそろってきます。
子猫の被毛が増えアンダーコートがしっかり生えてくれば、大人用のファーミネーターの使用を開始します。


大人のファーミネーターは1回/週、2~3分で十分です。そのほかの日は、ファーミネーターお手入れキットを使いブラッシングしてあげます。
- アンダーコートが生えそろってきたら、大人のファーミネーターを使い始める
- 1回/週の頻度で、2~3分でOK
大人用のファーミネーターを使った後にも、お手入れキットで残った抜け毛をブラッシングして取り除いてあげます。
ファーミネーターは抜け毛を取り除きますが、フワッとした毛が静電気で猫の体にくっ付いていることもあるので、ファーミネーターを使った後にブラッシングを軽くしてあげることでスッキリと抜け毛を取り除けます。
大人用のファーミネーターを購入する際も、正規品を入手するようにしてくださいね。大人用は特に模造品が多いので、正規代理店からの購入がおすすめです。
ファーミネーターはとても丈夫で、1度購入すればずーっと買い替えなしで使うことができます。お値段はするのですが、ずっと使えるので正規品を購入して使い続ける方が最終的にはお得になります。
短毛種用と長毛種用があるので、子猫ちゃんが大人になった時の被毛の長さに合わせて選びます。
猫用ファーミネーターの種類
小型猫用:Sサイズ




大型猫用:Lサイズ




子猫にファーミネーターって使えるの?まとめ
この記事では「子猫にファーミネーターって使えるの?」について書きました。
子猫の場合、大人の被毛と違い柔らかい子猫ならではの毛が生えています。柔らかい子猫の毛にファーミネーターを使うのはおすすめしません。子猫の間はお手入れキットを使って、ブラッシングに慣れさせる&コミュニケーションを取ると良いです。大人の被毛が生えてきたら、ファーミネーターを徐々に使うようにしてみてください。






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