抜け毛を効率的に取り除いて、毛玉や毛球症の予防に大活躍のファーミネーター。
抜け毛対策には、とってもおすすめのアイテムです。ただ、ファーミネーターについて”ハゲた”とか”皮膚がピンクになった”とか、ちょっと不安になる情報もあります。
そこで、ファーミネーターの使い方のポイントと頻度についてご紹介します。じつはトラブルの本当の原因は使い方ではない場合もあります?!詳しくファーミネーターのトラブルを避ける方法をチェックしましょう。
ファーミネーターのやりすぎには注意しよう!使い方が問題かも?
まず、基本的な使用方法としてやりすぎは禁物です。これはファーミネーターだけでなく、スリッカーやコーム、シャンプーなど色々なケアでも同じです。

スリッカーやコーム、シャンプーもやりすぎはNG
人間でも同じです。例えば毎日3回1時間以上、髪をブラッシングすればどうなるでしょう?くしで地肌を傷める可能性もありますし、枝毛ができて毛髪が切れることもありますね。
スリッカーやコームをかけすぎると、皮膚や被毛を傷めてしまいます。ファーミネーターに限ってという話ではありません。




ファーミネーターのやりすぎは2通り!長時間か高頻度
ファーミネーターとスリッカーやコームとの違いは、抜け毛と抜けかけたアンダーコートがとてもよく取れるという点です。ファーミネーターを使う時は、飼い主さんは抜け毛を減らそうと思っています。ですので抜け毛がたくさん取れると、ついつい”夢中”になってしまいがちなんです。
飼い主さんがファーミネーターに夢中になってしまうと、1回あたりの時間が長くなって、知らず知らずのうちに”やりすぎ”になってしまいます。
ケース1:夢中になって長時間使ってしまう






また、ルーティンのように毎日使うのも”やりすぎ”になります。
抜け毛の多い換毛期には頻度を上げて使用しますが、そのほかの季節は頻度を下げるといった変化が必要です。
ファーミネーターはアンダーコートの抜け毛や抜けかけた被毛を取ります。被毛は毛周期で生え変わり、24時間でそれほど抜け毛の数は増えません。抜け毛がそれほどないのにファーミネーターを毎日使ってしまうと、皮膚や被毛にストレスを与えてしまう可能性があります。
ケース2:ルーティンとなっていて使用頻度が多い






やりすぎに注意!ファーミネーターを使う頻度は?





犬の場合は、1~2回/週で、1回あたり小型犬で3~5分でOKです。中型や大型だと、もう少し時間はかかりますが、それでも通常のブラッシングよりはかなり短い時間の使用にとどめます。
猫はあまり長いブラッシングを好みませんから、1~2回/週で、1回あたり2~3分でOKです。短い時間で済ましてあげます。
換毛期は3日に1回程度にしたり、使用する時間を5~10分ほどに伸ばしてもOKです。ファーミネーターの公式サイトでは、1~2回/週の使用で10~20分程度とありますが、そこまで必要ないでしょう。
ファーミネーターを換毛期だけ使うのはおすすめしません。ファーミネーターは週1回くらいのペースで使い続けるのがベストです。ファーミネーターを短時間で定期的に使い続けることで、皮膚が少しずつ強くなります。頻度が少なく、長時間使うと皮膚を傷める原因になってしまいます。



毎日のケアに使うのはスリッカーやコームにしよう
ファーミネーターを毎日使うのはやりすぎですが、ブラッシングは毎日してあげたいです。
毎日のブラッシングには、ソフトタイプのスリッカーやコームがおすすめです。
毎日コームやスリッカーでブラッシングしていれば、ファーミネーターは1~2回/週の頻度で、1回2~3分で十分です。
コームやスリッカーを使ってのブラッシングは、できれば1日に2回朝夕行ってあげます。



ファーミネーターはダブルコートの子におすすめ


ファーミネーターはダブルコートの子に使用します。ファーミネーターの刃は特別なもので、アンダーコートの抜け毛や抜けかけている被毛を取るような構造になっています。
シングルコートの子は明確なアンダーコートを持たないので、ファーミネーターは必要ありません。
シングルコートの子にファーミネーターを使ってしまうと、取り去る毛がないので無理な力がかかってしまい、皮膚や被毛にダメージを与えてしまう場合もあります。
ダブルコートやシングルコートについて詳しい記事を用意しています。参考にしてください。






ファーミネーターのトラブル原因|偽物や類似品を使用している





ファーミネーターには模造品、つまり偽物や、類似品がとてもたくさんあります。トラブルの多くは、じつは正規品のファーミネーターを使っていない時に起きています。
模造品は、ファーミネーターより価格が安いですよね?
これは、ファーミネーターにくらべて 低コストで生産しており”質が悪い”からです。どの部分の質が一番悪いかというと、抜け毛取りのポイントである”刃”の部分になります。
- 被毛に引っかかってしまう
- まだ元気な被毛まで、引きちぎってしまう
- 皮膚を傷めたり、ケガをしてしまう
ファーミネーターなら、抜けているアンダーコートや抜けかかっている被毛だけを除去するのですが、模造品はそれができません。
本物のファーミネーターよりも 数千円安いのには理由があるんです。
大切なわんこや猫ちゃんには少し奮発しても、安心して使える”本物”のファーミネーターの購入をおすすめします。
ファーミネーターの偽物と本物の違いについては、専用記事で詳しくご紹介しています。
ファーミネーターは”正規代理店品”を選びましょう
本物のファーミネーターを使っていると思いながら、実際には模造品を使い続けている飼い主さんもいるんです。そうならないためには『正規代理店品』を購入します。



ファーミネーターの公式サイトでは、模造品(偽物)や類似品の使用について注意を呼び掛けています。
模倣品・類似品をご使用された場合、下記のような事例が考えられますので、十分にご注意ください。
- エッジ先端の加工が適性におこなわれていないため、ペットの皮フ・被毛を傷つける恐れがある
- エッジが尖っていないため、抜け毛が取れない
- 金属の材質不良のため、錆びてしまい長持ちしない
- グリップに芯が入っていないため、グリップとヘッド部分が真っ二つに折れてしまう
- 模倣品は、商標権を侵害している、もしくは不正競争防止法に違反しています。また、模倣品を輸入したり、あるいは転売など譲渡あるいは引渡しのためにこれらを所持することは、商標法第37条1号あるいは2号の不正競争行為にも該当する場合がございます。特に、一般的な販売価格とかけ離れている製品を手に取る際には、十分にご注意ください 。
ファーミネーターの公式サイト→公式ブランドサイト
ファーミネーターは『並行輸入品』にも気を付けよう!
並行輸入品を本物と思う方もいらっしゃいますが、並行輸入品は正規品の品質検査をクリアできないものあり、本当のファーミネーターの品質に及びません。並行輸入品にも注意してくださいね。細かい部分まで使いやすいです。
小型の猫用




大型の猫用




小型犬用




中型犬用




大型犬用









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